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今夜の番組チェック

チャート式 デジカメチェック(比較編)

はじめに

以前、自分の手持ちのデジタルカメラで小絞りボケの影響があるかどうか調べるため、テストチャートを作成してこれを色々な条件で撮影してチェックを行ないました。

さて、先日とある電気店で偶然、第二世代の300万画素CCD搭載デジタルカメラである、セイコーエプソン製のCP-920Zがなんと\19,800で販売されているところに遭遇しました。それも中古や展示品とかでなくて箱入りの新品!

もう、自分自身としてはカメラはクールピクス5000をはじめ充分持っていて満足しており別に不足は無いのですが、きょうびこのお値段では単焦点の200万画素機も買えない事を思うとこんなチャンスは二度と無いかも知れません。10分ほどその場で固まってしまい悩みに悩んだのですが、結局ボーナスが出た後で強気になっていることも後押しして買ってしまいました。

決め手になったのは、撮ったショットに対してメモ録音ができる点です。私は本業のお仕事では機械製品を修理するためのマニュアルを作ったりすることがあるのですが、実際に機械を分解しながら部品の写真をデジタルカメラで撮影するときに、「部品の名前を一緒にメモ録音できるといいな」と常々思っていました。

残念ながらクールピクス5000は動画撮影のためのマイクもスピーカもあるのに静止画に音声をつけることが出来ないんですよね。

他に持っているカメラではオリンパスE-100RSがその機能を持っているのですが、細かい部品を撮るのに10倍ズームを使うのはちょいとしんどいし、いつ出番があるか判らないのでいつもカバンに入れておく必要があるのに対してさすがにE-100RSを毎日持ち歩くのもしんどい。ということで、もう少しコンパクトな機種で録音ができるのが欲しかったのです。これが出来るのは、以前はリコーのRDC-i500/i700など限られた機種しかなかったのですが、最近はFinePixF401とかCoolPix4500とか徐々に増えてきているようですね。喜ばしい限りです。

で、折角明るいF2.0レンズを積んだ300万画素機を手に入れたということで、早速例によってチャート撮影をしてニコンの2機種と比較テストを行ないました。


調査の条件

前回、E5000の調査時と同様、20インチ×15インチの大きさの紙をひいて、その中央部にチャートを設置、下に敷いた紙全体が画面いっぱいに入るように調整してチャートを撮影しました。

したがって、チャートのなかで「6」と表示があるところは解像度が1,200TV本、「8」は1,600TV本相当、ということになります。

カメラのほうはE5000のズームをテレ端(f=90mm弱相当)にした際に20インチ×15インチの紙が画面いっぱいに入る条件にて撮影しました。このとき、レンズの前面とチャートとの間隔はおよそ120cm弱といったところでした。他の二機種はそれに合わせて、若干テレ端よりワイドよりのズーム位置で撮影しました。

あまりピーカンの晴天下で撮影すると、絞り開放時に露出オーバーになってしまいますので、うす曇の午後4時ごろの太陽光の条件で撮影しました。


撮影結果

以下に今回撮影した結果を掲載します。

E5000サンプル画像

(逆さまで恐縮ですが、チャートの一部の等倍画像です。ファイルサイズが大きいので元データのフル掲載は見合わせました。悪しからず。)

絞り:F4.8 絞り:F5.4

絞り:F6.0

絞り:F6.8

絞り:F7.6

CP-920Zサンプル画像

(絞りの値はExifデータより。撮影時の設定はそれぞれF2.0、F2.8、F4.0、F5.6、F8.0)

絞り:F2.4 絞り:F3.4

絞り:F4.8

絞り:F6.7

絞り:F9.8

E950サンプル画像

(絞りの値はExifデータより。ワイド端での絞り値はそれぞれF2.6、F4.4、F7.4)

絞り:F3.6 絞り:F6.1

絞り:F10.2


考察

先回同様、E5000は水平解像度は1,400〜1,500TV本程度は出ていそうな感じ、ということは明らかなのですが、私にはこの5つのサンプルの間に明白な解像度の差異があるようには思えませんでした。本当に強いて言えばF6.0、F6.8が若干シャープか?という気がしないでもないですが、ブラインドテストをされたら正直切り分けられる自信はありません。やはり最小絞りがF7.6と控えめなので小絞りボケは発生していないようです。

さて、今回メインのCP-920Z。水平解像度は1,300〜1,400TV本程度は出ていそうです。でもF9.8の条件はこころなしか少々ぼけて1,400本に届いていない様に見えるような気がしませんか?少なくとも、横の数字を見ると、数字の輪郭のシャープネスが弱いように見えます。

最後にE950。これは開放を含めて3段階しかありません。水平解像度は1,100〜1,200TV本程度は出ていそう。E950も流石にF10を超えると少々ボケていますね。F10.2のサンプルは「6」の目盛りまでは解像出来ていません。

以上、甚だ簡単ではありますが、レポートとさせていただきたいと思います。

余談

このCP-920Zですが、レンズの周囲にメスネジが切ってあります。沈胴式3倍ズームレンズですので、当然フィルタをそのままつけることはできませんが、アダプターリングを用意することによりコンバータレンズが使えそうです。

当初、類似のレンズを積んだソニーサイバーショットSシリーズとか東芝アレグレットM70とかカシオQV3500/4000とかと共通のアダプタが使えるかな?と思ったのですが、前二者のネジ径が45mm、カシオが47.5mmなのに対し、CP-920Zは46mm径と若干異なったためNGでした。

そう、ニコンクールピクス5000と同じネジ径なのです。

早速E5000用のレンズフード:HN-E5000をつけてみたら誂えたかのようにぴったり。もともとワイド端28mmのE5000用のフードなのでケラレもなくなかなく具合がよろしいです。

調子に乗って、E5000向けワイコン用のリングアダプタUR-E5経由でフィルタがつけられるかな、と試してみましたが、こちらはワイド端でケラレてNG。UR-E5単体まではOKなのですが、フィルタをつけるとケラレるのです。やっぱりレンズの繰り出し量の違いにより条件が変わるみたい。(E5000は2段沈胴 vs CP-920Zは1段沈胴)

したがいましてアダプタはUR-E5より少し短めのものが必要なようです。(レイノックス:RT5246というアダプタが良いみたいです。)

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