はじめに最近某所でメガピクセルデジタルビデオカメラの静止画についてちょっと話題になったので、これをきっかけにサンプル画をアップロードしてみました。話の種にどうぞ。 テスト機はちょっと前の型のPanasonic製 NV-MX3000 という3CCDデジカムです。ライカディコマ-レンズと光学式手ぶれ補正機能を搭載し、1/4型 48万画素CCDを3板、倍密度配列にて使用しています。動画はこのうちの31万画素を有効画素として利用、静止画モードの時は、最大132万画素のデジタルスチルカメラとして働きます。このときの生成画像サイズは、1360×968 という少々半端なサイズになります。静止画はSD(MMC)カードに記録されます。 比較対象として、おなじみのカシオ計算機製デジタルスチルカメラ:QV-8000SXもあわせてチェックしてみました。 (どちらもズームの2〜3倍近辺のポジションで撮影) |
| サンプル画像 | |
|---|---|
![]() |
![]() |
| NV-MX3000の画像1 | QV-8000SXの画像1 |
| |
| NV-MX3000の画像2 | QV-8000SXの画像2 |
132万画素モード時: VGAモード時: |
![]() |
| 上の等倍表示 | 上の等倍表示 |
コメントNV-MX3000ですが、曇天の下で撮影したこともあり少々画面が暗いものの流石3CCD機だけあり、発色自体は良好です。また、流石ライカレンズというべきか、画像の歪みも特に認められず、なかなか優秀です。 まず、上の電子写真学会のカラーテストチャート21での比較です。NV-MX3000では右上隅の円形チャートの部分にモワレが認められます。また、同チャートの解像度パターンについては、垂直解像度の方は素直なのに対して、水平解像度の方は、4本/mmのパターンの部分に盛大なモワレと偽色が発生しています。これは長方/正方画素変換に伴う障害でしょうか。文字の部分も全体的にぼやけています。 これに対して、QV-8000SXの方は、比較的しゃっきりとした画像で、解像感の不自然な消失も特になさそうです。(しいて言えば6本/mmの部分で少しモワレがあるか?) 下のJunZオリジナルの解像度チェックチャートでは、NV-MX3000の解像度は132万画素モードで600TV本弱、VGAモードで400TV本強といったところでしょうか。対して、QV-8000SXでは700TV本〜800TV本弱までクリアしています。 やはり、画像サイズは同等でもビデオカメラによる静止画の解像度は専用のスチルカメラには敵わない、というのが結論ですね。適材適所で使用するのが一番です。ビデオカメラの静止画機能をデジタルスチルカメラ代わりとするのは、どうしても荷物を減らしたいときの緊急手段として捉えた方が良さそう、というのが私の意見です。 もちろん、メール添付や、ホームページ掲載目的には充分な画質だと思います。 |