前回のスピードライト編に続いてオプション品の紹介をしていきたいと思います。
今回は新春らしく盛り沢山で行きますので、ごゆっくりお楽しみ下さい!
1. まずはリモートコードMC-EU1
前回紹介したスピードライトは、「買って良かった」と素直に思ったアクセサリでしたが、このリモートコードは残念ながら「止めときゃよかったな。」と、後悔したほうでした。
紹介に入る前に、まずカシオのデジタルカメラ:QV-8000SXに付属していたワイヤードリモコン:WR-80QVをご覧下さい。ご覧のように、シャッター、ズームの操作ばかりでなくフォーカスやフラッシュ、セルフタイマ(なぜリモコンに?)のモードの選択は元より、メニューに入っての設定やフォーカスロックまで行なえまして、大概の本体でできることは制御可能という優れものです。
出来ないのは、電源ON/OFFと撮影/再生切り替え、そして撮影モード(シーンプログラムモード、パノラマモード、動画モードなど)の切り替えくらいです。
カシオのカメラの付属品でこれなんですから、定価1万2千円もする別売りアクセサリならもっとすごいことができると期待するのは当然ですよね? |
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私が購入に当たって一番期待したのは、カシオのように色々な露出条件などをリモコンから設定できることです。それによって、本体に触って微妙に位置をずらしてしまうことなく条件を変えての同じアングルでの撮影が可能になることを期待していました。少し前から紹介しております、擬似多重露出によるパソコン上での画像合成には欠かせない条件だと思います。
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左がリモートコードMC-EU1とクールピクス5000を繋いだところです。ボタンの数は6個と少ないですが、液晶パネルがついているので高機能なことができそうな雰囲気は備えています。リモコンにはCR2032のボタン電池が必要なので、どうやらマイコンが入ってインテリジェントなことが出来そうな期待を持たせます。
ちなみに、カメラのソケットはデジタルI/O端子になっています。PCとのUSB接続の際にも利用する端子で、電極は8本ついています。ですので、USBのインタフェースと通常のシリアルインタフェースを兼用しているものと思われます。(通信速度:19.2kHzと書いてありました。)
なお、付属の説明書によると、このリモコンはCoolPix995、990、880にも使えるとのこと。というか、5000で使えるとは一言も書いてありませんでした。2000年春頃からあったアクセサリのようですね。多分、CoolPix885、775でも使えるのでしょうね。 |
で、このリモートコードを接続して何ができるかと言うと、装備する機能は下記のような内容でした。
- 撮影時のリモートレリーズ(シャッター)制御。半押し/全押しの制御も可。
- 同じく撮影時のズーム制御。
- 撮影時のインターバルタイマ。これにはAモードとBモードがあり、Aモードはインターバル撮影開始時に最初のシャッターを切るのに対し、Bモードはインターバル撮影開始後指定時間経過した後に最初のシャッターを切る、という違いのみです。(絶対時刻を指定できるのならともかく、私にはこの違いに意味があるとは思えません。)なお、撮影インターバルは2分から24時間まで、1秒単位で設定できます。
- 再生時のコマ送り/戻し操作。
画像で紹介しますと、こんな感じです。
| MC-EU1を接続してカメラを立ち上げるとこんな表示になります。 |
MC-EU1側のレリーズボタンを半押しすると、こうなります。 |
このとき、リモコン側はこんな液晶表示に。 |
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| リモート撮影時の表示 |
MODEボタンでインターバルタイマモードAに切り替え。SELボタンで時間設定ができます。 |
さらにMODE押下でインターバルタイマモードBに変更されます。 |
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液晶左上の電球ボタンを押すと、数秒間ライトが点灯します。
本体の液晶パネルにはこんな機能はないのに、妙なところで凝っています(笑)。 |
できることはたったこれだけ。これで1万2千円なんてちょっと客をなめているんじゃないの?という感じです。「こんなものだったら、シャッターだけの制御で良いから3千円のリモコンにして欲しかった、1万円出してちゃんとした三脚を買っとけば良かった。」というのが私の素直な感想です。
おまけに、ケーブルが太くてごわごわするものだから、ちょっとリモコンを不用意に動かすと、三脚がヤワだとカメラの角度まで変わってしまう始末。これじゃぁ、何の為のリモートレリーズなんだか!
だいたい、インターバルタイマ位、QV-8000SXには本体に入っている機能で、こちらは開始時刻の絶対設定だってできるもっと高機能だというのに。流石ニコン、殿様商売ですね。
まあ、液晶モニタがついていますので、カメラだけ隣の部屋とか屋外において、離れた位置から撮影するとか言った用途には良いのかもしれませんが、その割にはコードの長さが80cmしかないという帯に短し襷に長しを地でいっているようなもので、フォローのしようがありません(怒)!
と、いうことで、「どうしてもクールピクスでインターバル撮影がしたい!」という方(クレイアニメの撮影とか)でもない限りは私はお薦めできないアクセサリでした。
2. アダプターリングとレンズフード
気を取りなおして、次はレンズ周りのオプションです。まずは、アダプターリング:UR-E5から。
UR-E5はもともと純正オプションの19mmレンズ相当の画角を提供するワイドコンバータ:WC-E68を装着するためのアダプタです。ですが、デジタルカメラライター:文月
凉氏の主宰するDCEX.netの掲示板での情報で、UR-E5には46mm径のフィルタが使えるピッチのネジが切ってある、ということを知って、「フィルタを装着するアダプタに利用できる。」と思って購入に至りました。
で、買ってみて手持ちにあった、46mm径のビデオ用セミフィッシュアイコンバータを付けてみたところ確かにぴったり合いました!
| E5000とUR-E5 |
UR-E5を装着したところ |
戯れにレンズフードをUR-E5の先につけてみるとぴったり。と、いうことはE5000本体側のネジピッチも46mm相当なのですね。 |
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続いて、テレコンバータ用のアダプタリング:UR-E6、と行きたかったのですが、残念ながら私が買おうと思ったときには名古屋市内のカメラ屋さんには在庫が切れてしまっていました。なんでも、メーカさんの営業所在庫も切れているとか。(2001年末の情報。)うーん、そんなに売れているようには見えないんですけどね、このカメラ。
余談になりますが、UR-E5が46mm−46mmでゲタをはかせるアダプタなのに対して、UR-E6は46mm-28mmにステップダウンするタイプのアダプタになります。当然、本体をワイド側にするとケラレてしまうので、テレ端で使用することになります。3倍テレコンのTC-E3EDに至っては、E5000で使おうと思うと光学的なテレ端では足りず、1.2倍の「電子ズーム」が設定されるようです。
ちなみに、下で紹介している2倍テレコンにしても、以前のモデルである単焦点200万画素カメラのCoolPix700に使おうとすると、電子ズームを設定しなければならないそうです。(なんだかなぁ。)
3. 2倍テレコンバータTC-E2
こちらは、クールピクス900の昔から(と言っても1998年ですが)あるアクセサリですので目新しくも無いのですが、私の中では今までは
- CoolPix950:200万画素機。+ワイコンで広角担当。
- QV-8000SX:130万画素機。8倍ズームで望遠担当。
という棲み分けだったのを、
- CoolPix5000:500万画素機。ワイド端28mmで広角担当。
- CoolPix950:200万画素機。+テレコンで望遠担当。
という「配置転換」を計ろうと思い、今回新たに導入してみました。ご覧のような、ベルベット風のポーチがついています。 |
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CoolPix950に取りつけたところ。
ご覧のようになかなかゴツくてマッチョな感じです。
これを付けて撮影したサンプルが下の写真です。 |
これは、名古屋のテレビ塔の展望室から見たジェイアールセントラルタワーズです。
右:E950のワイド端
下:同じくテレ端
右下:TC-E2装備
窓ガラス越し(これが汚かった!)の撮影で反射もあるのでいまいちクリアじゃない点はご容赦を。 |
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4. 栃木ニコン謹製 テレスコマイクロ
今まで興味はあったものの、なかなか購入の踏ん切りがつかずにいた商品ですが、この際勢いで買ってしまいました。これは何かと言うと、基本的には8倍の単眼鏡ですが、ニコンのクールピクスシリーズに取り付けると超望遠レンズになったり顕微鏡になったりする、というものです。顕微鏡としては、単体で最大25倍、付属のクローズアップレンズをつけて最大60倍、となっています。
セットの内容は右の通りです。
手前左が専用三脚座。中央が本体です。
本体の向かって右側が対物レンズ、左側が接眼レンズになります。(単眼鏡として使用時。)
右手手前側が37mm径フィルタ装着用のステップアップリングで、その向こうが2.5倍クローズアップレンズです。これらは排他利用になります。
本体の向こうがストラップとキャリングポーチです。
この他、写ってはいませんが前後用のレンズキャップもついています。 |
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専用三脚座は下のように接眼部の目当てゴムを外して取りつけます(左下)。クールピクスに取りつけるとこんな感じ(右下)。
で、上のTC-E2のサンプルと同じ位置から撮影したのがこちら(右)です。
本体のレンズは当然ワイド端ではケラレますのでテレ端にセットしていますので3X8の24倍(920mm相当)の望遠です。
でも、相当しっかりと固定しないとブレまくりなので、まともな写真はなかなか撮り難いですね。
所詮お遊びでしかならないかも。
でも、お遊びでも絵が撮れるのと撮れないのとでは大違いですので、それなりに価値はあります。(でもちょっとしたエントリークラスの単焦点デジカメが買えるくらいのお値段だけの価値はあったのかな...。) |
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以上は、「テレスコマイクロ」のテレスコープ:望遠鏡としての利用例です。ではマイクロスコープとしてはどうかというとこんな感じです。
| 25倍顕微鏡(クローズアップレンズ無し) |
60倍顕微鏡(クローズアップレンズ付き) |
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これ、なんだか判りますか?私がめったにお目にかかることの無い、福沢諭吉さんの左目の下、お鼻の脇のホクロの拡大です。私自身はこういう顕微鏡撮影には余り興味が無いので、二度と使うことは無いような気がしますが、好きな方には堪えられない魅力でしょうね。
5. ニコン技術工房謹製液晶モニタフード
最後は、以前からも当サイトでいろいろ報告している液晶モニタフードですが、こちらはニコン純正の一品です。テレスコマイクロもそうだと思いましたが、ニコンのインターネットショップでも購入できると思います。
付属品の一覧です(右)。左から順に
- 本体取付けヒモ
- 構成品表とボタン機能表示ステッカー
- シュー(2個)
- 両面テープ
- 本体
です。
付属ステッカーは、シューを本体液晶脇に両面テープで固定してしまう関係で見えなくなるボタン機能表示を補うシールで、CoolPix880、950、990/995の4種類をカバーしています。 |
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説明書によれば、「液晶表面の大きさ33.6(H)×41.7(W)以上に対応」と書いてあります(以下の間違いでは?)ので、液晶の周囲が平坦で近くにボタンなどの無いデジタルカメラなら他社のものにでも利用できるのでは?と思います。
| まず、シューにステッカを貼ります。 |
次に、フード本体から、本体取り付け枠を外して、 |
取り付け枠にシューを仮乗せします。この後、両面テープの剥離紙を剥がして、 |
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| 取付け枠ごと本体に押しつけて両面テープでシューを接着します。 |
ある程度固定したところで取り付け枠を外してしまいます。 |
すると、本体には2つのシューが残ります。 |
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| 元通りに取り付け枠をフード本体に戻して、カメラ側のシューにパチンと嵌めればこの通り。正直言って、あまり格好良いものではありませんね。 |
フードはラバー製なので、接眼ルーペ部分をこのように畳んでしまう事もできます。 |
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接眼ルーペを通して見た液晶の見え具合はこんな感じ。以前紹介したケンコー製のものよりも倍率が適当に高くなくて、見やすかったです。
見た目はあまり良くはありませんし、ラバー製なのでいつかは折りたたみ部分から破れたりしてしまうのかもしれませんが、実用度はかなり高いと思います。
ニコンユーザでなくても導入をお奨めします。
ちなみに取り付け部分の外形寸法は、
40(H)×46.4(W)で、2型液晶まで対応です。 |
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6. オマケ
オマケとして、こんな画像もつけちゃいます。先日カメラ屋さんをぶらぶらしていたら、多分ソニー製のDVビデオカメラ:DCR-TRV900用のものと思しき角型レンズフードのジャンクが100円で売られていたので早速保護してきました。フードは52mm径、QV-8000SXはフィルタ径43mm、と多少無理があるかと思われたのですが、ステップアップリングをかませて取り付けてみた所なんかすっげー格好良くなったので紹介しちゃいます。
当然フラッシュはまともに使えなくなりますが、もともとQVはフラッシュの充電時間がかなりかかるモデルなのでほとんど使っていないし、私にはまったく気になりません。ますます惚れてしまいました!
実は、ワイド端でほんのすこーしだけケラレることも判りましたが、この見た目に何でも許してしまえる心境です。
まとめ
と、いうことで、例によって取り留めの無い話になってしまいましたが、液晶フードは\4,000と少々値は張るものの、実用度はかなり高いですので非ニコンユーザの方にもお奨めしたい一品です。では次回をお楽しみに! |